内容紹介
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AIが見つけた似た本
「マリアビートル」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を9冊見つけました
私の男
桜庭 一樹
優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―...
クラインの壺 (講談社文庫)
岡嶋 二人
200万円でゲームブックの原作を、謎の企業イプシロン・プロジェクトに売却した上杉彰彦。その原作をもとにしたヴァーチャルリアリティ・システム『クライン2』の制作に関わることに。美少女・梨紗と、ゲーマーと...
テンポも良く、いかにも伊坂ワールド的で面白いのだが、根っから悪(あく=不良という意味ではない)の子供って全く救われなくて暗澹とした気持ちになった。
持ってる
びみょ~にすっきりせん
面白かった。東北新幹線の中で起きたドタバタ。不運続きの七尾。悪意の中学生、王子。まさかアル中木村の父母が伝説の殺し屋なんて。
マリアビートルっててんとう虫のことなんだーと知った。そして、ここに出てくるてんとう虫こと七尾くんが以外にも主役で、頼りなさそうで運が悪すぎるのに、いざという時にすごい力を発揮する不思議な人だった。檸檬と蜜柑のキャラも好き。中学生の王子さまはとてつもなく頭にきたけど、ちゃんとおじい・おばあが成敗してくれだろう。
登場してくる王子っていう中学生、怖い。なんで、伊坂さんはこんな中学生を描いたんだろう。一番に思ったのは、まず、そこ。
殺し屋たちの物語は、以前のグラスホッパー好きだったし、それに出てきた登場人物が今作にいたりして、面白かった。
そして、そこに落としておいた種が、後々効いてくる辺りは、伊坂ワールドを感じられて、楽しかった。
でも、やっぱり1番にあの中学生の存在や、ルワンダの虐殺の話等々、私はまだ知るべきことがあるのではないか、考えなくてはいけないことがあるのではないか、そんな思いに駆られる場面も多かった。
私はまだ未熟だな。