嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)
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個性豊かなクラスメイトたちも大人たちも、すごくいきいきしていて面白くて、素敵な少女小説を読んだような気分でした。はちみつのパイとか路面電車とか。
大人になって、だんだん疎遠になっていく親友たちとか、すんごくリアルで胸がきゅーんとなりました。どの国でも同じなのかな。
でもその影にはいつも、日本で生まれ育った私には想像もつかない、歴史に翻弄される市民たちの苦しみがあって・・・。
うらやましいような、苦しいような、そんな気分で読み進めていました。
米澤穂信の『さよなら妖精』を思い出したり。
あと、「弱い国、貧しい国から来た子供たちほど愛国心が強い」という一文にも胸をつかれました。
3編からなるノンフィクション。一話は読んでてワクワクしたが終わり方が微妙。
ロシア語の通訳者の著者。子供の頃を振り返って軌跡をたどる。子供達の間に国の壁はなくても…。一緒にのめり込んで、追体験させてもらった