海の底 (角川文庫)
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勧められて買ってみた一冊。
一言で言えば「巨大海老に立ち向かう自衛官、警察官たちの物語」。
なんじゃそりゃーって思うでしょうが、その描写の細かさは現職警官の折り紙付き。
自衛隊三部作どこから行こうか迷いましたが、土地勘がある横須賀からということで、海の底を選びました。男性陣カッコいいですね〜、本音をぐっと隠している夏木、それをさらりとサポート(おせっかい?)する冬原、望ちゃんもやるね! 4年間頑張ったんだね。
自衛隊三部作、第三弾。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、巨大な赤い甲殻類の大群が次々人を食べていた。警察と自衛隊、米軍の駆け引き、政治、リアルに描かれている。潜水艦にたてこもることになった若い隊員と子どもたち。それぞれの成長。「わたしのことを忘れてください。」これは何を意味するのか。すっきりした読後感。
巨大なザリガニもどきのレガリスの横須賀襲来。隊員2名と子供達が潜水艦内に閉じ込められ、救助を待つ6日間のお話。声が出せない子が喋る下りのとき、泣いた!
自衛隊三部作ってやつの一つ。塩の街の方が少し面白かったかな。でもこの話も子供の複雑な感じとか出てて、面白かったです。クジラの彼と一緒に読んだから、なおさら良かったかも。