
書籍情報
- 著者:
- 正岡 子規
- ページ数:
-
187ページ
- 参照数:
- 99回
- 更新日:
- 2012/02/19
- 所有者:
-
Yuuichi_sashaさん
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📝 レビュー (Yuuichi_sashaさんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
正岡子規の死生観の経緯を示す本。
子規の病の姿は、キェルケゴールの死に至る病に出てくる絶望を想起せずにはいられない。死にたくても死にきれない、肉体的、精神的苦痛。
しかしそれに対して子規は俳句こそが生きる幸せであると悟る。
俳句と病を一緒くたに人生として受け入れ、楽しんで生きること、どんなときでも平気で生きていられることが大事であると彼は説く。
これこそが私の苦痛を理解できる書物であると私は確信する。
久々の心をうつ作品だった。
子規の病の姿は、キェルケゴールの死に至る病に出てくる絶望を想起せずにはいられない。死にたくても死にきれない、肉体的、精神的苦痛。
しかしそれに対して子規は俳句こそが生きる幸せであると悟る。
俳句と病を一緒くたに人生として受け入れ、楽しんで生きること、どんなときでも平気で生きていられることが大事であると彼は説く。
これこそが私の苦痛を理解できる書物であると私は確信する。
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