ぼくと1ルピーの神様 (ランダムハウス講談社文庫)
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映画『スラムドッグ$ミリオネア』を見て、いてもたってもいられず手にした原作本です。
学もお金もないスラム育ちの青年が、あれよあれよとクイズに正解していく。問題にひとつ答えるたびに、彼が辿ってきた壮絶な人生が明らかになってゆく。
もう…。主人公の青年の過酷でたくましい人生に胸が潰されそうで、人間や社会の暗部を見せつけられて重い気分になったけれど、そんな世界をたくましく、時に図太く生き抜いていく主人公の姿に胸のすく思いでした。
つらい苦しい思い出が、図らずもクイズ番組で自分を助ける答えになるという人生の不思議さにもため息。
そして最後に残るのは希望なんだよね。。。ちょっと泣きました。
クイズ×人生。
ほんっとすごい小説だな、と小説そのものの構成にもうならされました。
インドのいろんな意味でのスケールのデカさにも圧倒。
日本じゃこんな作品は味わえないな。たぶん。
小説にも映画にも、魂ゆさぶられまくりました!