内容紹介
書籍情報提供: Google Books
📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
AIが見つけた似た本
「共喰い」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を10冊見つけました
共喰い (集英社文庫)
田中 慎弥
一つ年上の幼馴染、千種と付き合う十七歳の遠馬は、父と父の女の琴子と暮らしていた。セックスのときに琴子を殴る父と自分は違うと自らに言い聞かせる遠馬だったが、やがて内から沸きあがる衝動に戸惑いつつも、次第...
殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)
真梨幸子
一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして新たな人生を歩み始めた十一歳の少女。だが彼女の人生はいつしか狂い始めた。「人生は、薔薇色のお菓子のよう」。呟きながら、またひとり彼女は殺す。何がいたいけな少女を...
きらきらひかる (新潮文庫)
江國 香織
私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである―。笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人は全てを許し合って結婚した、筈だったのだが...。セックス...
愛に乱暴
吉田 修一
これは私の、私たちの愛のはずだった―本当に騙したのは、妻か?夫か?やがて、読者も騙される狂乱の純愛。“家庭”にある闇奥。“独り”でいる孤絶。デビュー以来一貫して、「ひとが誰かと繋がること」を突き詰めて...
面白い。芥川賞は当然である。父子、暴力、性、地方。過激といえば過激、陳腐といえば陳腐な題材の一種の青春物である。中上健次を思わせるが、熱やリズムのある中上に比し、著者の文章は抑制きき、クール。情景描写の連なりが全体として熱を帯びる。久しぶりに面白い小説を読んだと思った。
描写は綺麗で洗練されているが、ストーリーとしは一昔前の純文学のそれである。
くせがありそうで結構普通の文章。情景描写がとても丁寧な人。ただ、その分文章がまったりに見えました。私には。
荒々しく馬鹿らしい。新人賞なのにもう完成されてるようにも読める。