
内容紹介

AIが見つけた似た本
「有頂天家族」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を1冊見つけました
赤朽葉家の伝説
桜庭 一樹
“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万...
★5つでも足りない!!
いままでなんでこれスルーしてたんだろうか自分・・・。
おかしくて粋でかわいくてアホで、ラブあり、悪役との一大スペクタクル決戦あり、家族愛あり、笑いの中にサラリと人生の真理をつく言葉で泣かせてくれて。。。
目の前が開けてくるような、自然と笑顔になれるような、でーっかい愛の物語でした。
この小説の根っこでもある、お父さんの最後の言葉。「うんうん!」って泣き笑いでかみしめましたよ。
この爽快感をうまく表す語彙力を持ってないのが悲しすぎるorz
でも読んでるあいだすっごい楽しかったです。こんな小説読んだ事なかった!
「小説の力ってすごいんだな!」って久しぶりに思わせてくれた作品でした。
どうでもいい読書中の雑感といえば、ベクトルは真逆だけれど、読んでて鬼太郎とか京極堂とか帝都大戦を思い出しました。普段目にしている町なみの中で、少し視点をずらせば人間がすっかり脇役になってしまうような。
「鴨川ホルモー」といい、こんな突飛な設定も違和感なく嵌る京都という町の懐の深さも思い知った気分です。
あと、海星ちゃんかわいかった。ツンデレってこうゆうこと?すごい説得力あったわ。。。腑に落ちました。
積読中の「夜は短し~」も読もっと。

ストーリーも面白い
タヌキと天狗にあのオチは最高!