
AIが見つけた似た本
「横道世之介」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を2冊見つけました
金閣寺
三島 由紀夫
1950年7月1日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み―ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、...
青年のための読書クラブ
桜庭 一樹
東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者(アウトロー)だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の“クラブ誌”があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が...
ひさしぶりにまっすぐで気持ちの良い小説を読みました。
テーマは『希望』かな。
主人公の世之介の目を通して見る世界はキラキラしててくすぐったかった。
いいなぁ。
あらすじを読んだときは、
もっと浮世離れした品行方正な好青年が次々に人を助けていく話かとおもてたのだけど、
全然違った。
世之介は愛すべき普通の青年。
だからこそ、出会いの不思議さというか、
人生はたくさんの出会いでできている、ということをしみじみと感じました。
誰かの人生に影響を与えたり、
誰かの人生をがらっと変えたり
そんな大それたことはできないにしても、
少しでもたくさんの人にかかわって生きていきたいと思った。
できれば世之介みたいに、
一瞬でもかかわったその人を笑顔にできるような人になりたいなーと思った。
そして、振り返ればたくさんいる、わたしという人生に関わってくれている人たちを、もっともっと大事にしようと思いました。
吉田修一作品はほんとに幅広い。
だいすきです。

アラフォーがバブリーな学生時代を振り返りノスタルジーに浸るには調度いい作品。で、あの頃の延長線上にある今に絶望するのか?諦観するのか?調度早慶戦に行ったばかりで考えること多し。但し、過去の吉田作品と比較するとインパクト弱し。

もっと世之介を見てみたかった。