24人のビリー・ミリガン―ある多重人格者の記録〈上〉
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24人のビリー・ミリガン〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)
ダニエル キイス
1977年、オハイオ州で連続レイプ犯としてひとりの青年が逮捕された。彼の名はビリー・ミリガン、22歳。しかし彼には犯行の記憶がまったくなかったのだ。じつはそれは、彼のなかに潜む別人格のしわざだった.....
24人のビリー・ミリガン〈下〉 (ダニエル・キイス文庫)
ダニエル キイス
ビリー・ミリガンのなかには、じつに23もの別人格が潜んでいた。性格だけでなく、知能、年齢、国籍、性別さえ異なる彼らはなぜ生まれたのか。一貫した意識を奪われ、自殺を繰り返し試みるほどに追いつめられた基本...
心の鏡 (ダニエル・キイス文庫)
ダニエル キイス
人間への愛と心の不思議さをあたたかな筆致で描きつづけ、世界中の人々を魅了する作家、ダニエル・キイス。代表的な長篇『アルジャーノンに花束を』の原型である中篇版のほか、奇妙な能力をもつ少年マロと弁護士デニ...
読んでいるうちに、ややもすると、これがノンフィクションであると言うことを忘れて、普通の小説を読んでいるような気になってしまう。普通の人間にも多かれ少なかれ人格が分離する場面はある。大事な場面になると逃げ出したくなる弱い自分と、踏みとどまろうとする自分のように。しかし、ここで語られているのは、まったく別の人格、いや、人が一人の人間の中に存在しているという事実である。5番目のサリーはハッピーエンドだったが、こちらは現実だ。どんな終末を迎えるのか続きが楽しみだ。