
24人のビリー・ミリガン―ある多重人格者の記録〈下〉
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2014年7月2日に更新
📝 レビュー (Yooさんのレビュー)
評価:
4/5
レビュー:
多重人格の主人公をえがいたダニエルキースのノンフィクション。ビリーが直面するのは、多重人格と言う病気ばかりではなく、それを受け入れようとしない人々、商売に利用しようとするマスコミ、大衆受けを狙う政治家など。キースによりまとめられたストーリーは、これが現実なのだということを忘れさせる。まさに、事実は小説より奇なりである。しかし、もしこれが身近で起こったら自分や周りの人はどう反応するだろうと考えると、対岸の家事とばかりは言っていられない。自分の不用意な一言が子供にトラウマを植えつけてしまうことも、十分考えられるからだ。
読書履歴
2014/07/02
339ページ
とりあえず結末に安堵。しかし、身近に起きたら、自分がどう反応するかは問題だ
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