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あさのあつこ

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レビュー

Yoo
Yoo
2019年6月読了
弥勒シリーズの7冊目。油問屋の東海屋の旦那が幽霊に殺された事件を巡る物語。途中で無関係な人情裁きを信次郎がけなす場面があるが、それが最終的にこんな形で関わってくるのかと言うような展開。そのほかにも岡っ引きの伊佐治の息子の嫁が絡んできたり、いつもながら見事な展開である。話の中で阿片が出て来て、最終的には遠野屋が引き取るのだが、そんなものを手にして遠野屋を騒動に巻き込むことにならなければ良いがとつい、思ってしまう。

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