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夏草の賦 [新装版] 上 (文春文庫)

夏草の賦 [新装版] 上 (文春文庫)

司馬 遼太郎

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shun
shun
2011年11月読了
明智光秀の将、斎藤内蔵助利三の妹菜々が遥か土佐の長曾我部元親まで嫁ぐところから始まる。
大将は臆病で調略を働かさねばならぬものと考え、子の千扇丸を戦場に連れて行き、臆病者であるかを見極め、大将としての器をはかろうとした。
四国平定の為、むやみに戦線を拡大するのではなく、まず交通の要地である白地を制圧する等、重心を見定めることに長じる。
「大将とは、最初に駈けぬもの、しかし最後まで退かぬもの」

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