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膚の下 (下)

膚の下 (下)

神林 長平

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この本について

「われらはおまえたちを創った。おまえたちはなにを創るのか?」それが訓練部隊・間明少佐の別れ際の言葉だった。梶野少佐指揮下の実戦部隊に配属された慧慈は地下都市・破沙へと赴くが、強硬な火星移住策を進める国連軍に反感を強め、アートルーパーの独立を宣言した。さらにナノテクによる地球復興を目論む一派との交渉は、慧慈に独自の世界観による復興を決意させる。それは残酷な創造主への道だった。神林SFの到達点。

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レビュー

玄蛍 勤
玄蛍 勤
2011年11月読了
火星三部作終着点。教養小説というジャンルを知る、今の時代に沿ったジャンルだと思うがそうではないらしい。パラシュート降下的な、社会→家族→私の構図のおかげだろうか、もしそうであるなら構造はやはり大事な要素だ。

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