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オペレーション・アーク〈2〉―セーフホールド戦史 (ハヤカワ文庫SF)

オペレーション・アーク〈2〉―セーフホールド戦史 (ハヤカワ文庫SF)

デイヴィッド ウェーバー

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1件のレビュー

この本について

セェレブ王子の暗殺を防ぎ、ティリアン公の陰謀を暴いたことで、チャリス王国に地歩を固めた地球連邦宇宙軍士官ニミュエ・アルバンの化身マーリン・アスラウェス。聖人としての地位を利用し、着々と王国の文明化を進めていく。ソロバンの導入、火薬・銃・大砲の改良、ガレー船からスクーナー帆船への移行と、次々に新機軸を打ち出していった。だが、その国力増大を危惧する教会は、チャリス王国に対し怖るべき陰謀を...。

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レビュー

jah_yomou
jah_yomou
2010年11月読了
知恵と知識と愛を与える責務を負わされた旧人類たる神の存在が惑星セーフホールドで新たな人類史を練り上げる海洋冒険活劇?!
宇宙における古の大敗北から、挑戦とアイデンティティーを放棄した旧人類一派の世界で、新機軸(新技術)と呼ばれる失われた知識を糧に孤高の王国が新たな歴史の一歩を踏み出していく。
第1巻の人類存亡の危機から一転して創世記のパート。
個人的には少し中途半端で稚拙なSF宇宙戦争の香りのあった第1巻よりもこの巻の方が興奮した。この先の重厚な展開を期待させてくれそう。
SFよりも海洋帆船冒険小説好きの方にすすめたい。「トマス・キッド」シリーズも未訳だしなぁ。

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