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檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)

檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)

檀 一雄

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2件のレビュー

この本について

「この地上で、私は買い出しほど、好きな仕事はない」という著者は、文壇随一の名コック。日本はおろか、世界中の市場を買いあさり、材料を生かした豪快な料理九十二種を紹介する“美味求真”の快著。

みんなの評価

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2008年8月読了
うん、なんだか星五つでいい感じです。

太宰治さんとか坂口安吾さんとかと同じ時代を過ごした方なんですねー。だから、途中には名だたる文豪の方がこれでもかこれでもかと出てくるのです。

って、メインはそれではなく檀さんの作られる自己流(ある意味正統派)の料理のレシピ。もー、読んでて、いても立ってもいられなくなるのです。

タケノコの竹林焼きとかイカのスペイン風とかレバニラ炒めとかタンハツ鍋とか大正コロッケとか豚の角煮とか西欧式カレーライスとかバーソーとか自家製ヨーグルトとか心平ガユとか焼餅(シャオピン)とかパエリアとか。

もー、作ってみたくなるもの山盛りなのです。って、焼餅は早速作りましたが。。

文調もいい感じなのですよ。
zooko012
zooko012 2011年12月読了
大ざっぱな男の料理っていう感じだけど、著者が本当に料理好きなのがわかるし、美味しそうで、後々まで描写が記憶に残る(川辺の石蒸し焼きなど)。料理エッセイの中でも名著である。

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