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人生教習所 (2011-09-30T00:00:00.000)

人生教習所 (2011-09-30T00:00:00.000)

垣根 涼介

3.3
7人が登録
3件のレビュー

この本について

ひきこもりの休学中東大生、南米へ逃亡していた元ヤクザ、何をやってもダメな女性フリーライターなど―人生に落ちこぼれた人間たちが目にした「人間再生セミナー 小笠原塾」の募集広告。錚々たる団体・企業が後援し、最終合格者には100%就職斡旋。一体、主催者の目的は何なのか?遙かなる小笠原諸島で、彼らを待ち受けていたのは、自分たちが知らなかった日本と世界、そして美しい自然。今、彼らの中の「なにか」が変わりはじめた...。清々しい読後感へと誘う物語。

みんなの評価

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レビュー

くーさん
くーさん 2011年12月読了
面白かったし考えさせられた。人生の着地点って一体どこなんだろうやっぱりご臨終の時のような気がするな、他は全部経過点だよ!小笠原の歴史の所はちょっと長かったかな?ドラマ化できそう!
ちゃー
ちゃー
2011年12月読了
最後はちょっと消化不良だったかな。主人公たちの話、小笠原諸島の話、どちらかにより焦点を当てた方が、何が言いたいかがはっきり伝わる様に思う。でも、基本的にはとても読みやすく、かつ勉強になる本でした。■確率:成功するための方法は何か、なぜ失敗するのかをしっかりと意識しながら、確実に階段を登ってゆく、すなわち成功の確率をあげること。絶対はない。失敗の確率はゼロにはならないが減らすことはできる。■出発点→経由点→着地点:遠い将来についてのイメージを自分なりに持つべき。その上で、経由点と着地点、すなわち目的と手段を間違えないこと。■認知:自意識とは、その人の過去、もしくは現在置かれた社会的立場の中で、言語意識と感情、気質によって育まれていく。他者や出来事を判定する決定的な要因は、他者ではなく、自分の内部にある。今自分が見えている世界は、自分の内部の投影である。
まつこ
まつこ
2012年3月読了
仕事や人間関係につまづいた人達が、小笠原で開かれたセミナーに参加する。人や自然、歴史にふれ、少しずつ変わっていく。もっとじっくり読みたかった

読書ステータス

読了 5人

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