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ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)

ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)

垣根 涼介

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17人が登録
2件のレビュー

この本について

一九六一年、衛藤一家は希望を胸にアマゾンへ渡った。しかし、彼らがその大地に降り立った時、夢にまで見た楽園はどこにもなかった。戦後最大級の愚政“棄民政策”。その四十数年後、三人の男が東京にいた。衛藤の息子ケイ、松尾、山本―彼らの周到な計画は、テレビ局記者の貴子をも巻き込み、歴史の闇に葬られた過去の扉をこじ開けようとする。

みんなの評価

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レビュー

ぼんぼん
ぼんぼん
2008年8月読了
悲壮で壮絶な決意。
クーラーのきいた部屋でのほほんと本を読んでいる自分が恥ずかしくなるくらい打ちのめされます・・・。
ここからこの復讐劇がどんなふうに昇華されるのか。下巻もたのしみです。
eitok
eitok
2013年12月読了
おすすめ。ブラジル移民(棄民)の話。事実関係は不明。Amazonの解説「歴史の闇に葬られた過去の扉をこじ開けようとする」はまさにその通り。腹の底から血がたぎってくる、という感じです。

読書ステータス

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