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武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)

武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)

磯田 道史

4.3
9人が登録
2件のレビュー

この本について

「金沢藩士猪山家文書」という武家文書に、精巧な「家計簿」が例を見ない完全な姿で遺されていた。国史研究史上、初めての発見と言ってよい。タイム・カプセルの蓋を開けてみれば、金融破綻、地価下落、リストラ、教育問題...など、猪山家は現代の我々が直面する問題を全て経験ずみだった!活き活きと復元された武士の暮らしを通じて、江戸時代に対する通念が覆され、全く違った「日本の近代」が見えてくる。

みんなの評価

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レビュー

かかし
かかし
2011年3月読了
家計簿から日常の営みを読み取る面白さを実感。 生活の細々とした記録は、其処に暮らす人を生き生きと描き出す。
suica
suica
2011年11月読了
面白かったー、まじで。読み物としてというより、資料集として。

読書ステータス

読了 7人