この本について
夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。
みんなの評価
3.6
5
4
3
2
1
レビュー
好き嫌いがありそうな作品、私は好きだ。後味の悪さが残るが、主人公がそう続けるのならば受け入れるしかないのだろう。もしかしたら主人公は、自分の物語を壊すつもりはなかったのかもしれない。不気味だが惹かれる作品。
とても読みやすく、一気に読めた。人間はグレーゾーンで生きてるんだよな…強い心を持てない時、それはよくわかる。他の作品も読んでみたい。
去年の夏、買ってやっと読み終わった本。僕とミカに対する違和感。最後は。。これはない。ありえない。想像を超えた。ひとによって好き嫌いが分かれると思う。わたしはだめだ。先に読んだ娘が「最悪、でも読んでみて。」と言った意味がわかった。
設定がおもしろくて、次から次へと繰りたくなる内容。
犯人がど変態か！と思いきや、まさか違う？でもお前も変態か！（笑）と、出てる人はみんな変態だと思います。だけどみんな胸の中に抱えるものがあって、、と複雑に絡み合った展開が続きます。あっという間に読み進め、最後はお腹いっぱいになりました！！
伏線回収も出来ているのですっきりしました！
さすが道尾秀介ワールド！！！！
犯人がど変態か！と思いきや、まさか違う？でもお前も変態か！（笑）と、出てる人はみんな変態だと思います。だけどみんな胸の中に抱えるものがあって、、と複雑に絡み合った展開が続きます。あっという間に読み進め、最後はお腹いっぱいになりました！！
伏線回収も出来ているのですっきりしました！
さすが道尾秀介ワールド！！！！
読みましたよ！道尾秀介さんの作品を！一言で言うと微妙！ 片眼の猿の方が面白い。えーってのがなかった。いや、僕がもう道尾秀介さんワールドを知ってしまったからかもしれない…。
ずん、てきた。こんな印象深い本、初めて。同級生のS君が死んだ。近所では犬猫が殺される事件が多発。主人公の僕と、妹のミカとS君を中心に。ミカの正体がトカゲだと分かった瞬間、ゾッとした。
読書ステータス
読了
90人
読みたい
10人