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月と蟹

月と蟹

道尾 秀介

3.1
29人が登録
7件のレビュー

みんなの評価

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レビュー

mittsun
mittsun
2011年3月読了
欲を言えば、もう少し母親の人物像が描かれていてもよかったのではないかと思う。
子どもには子どもの、大人には大人の事情がある。
yuchan
yuchan
2011年10月読了
「お前、あんまし腹ん中で、妙なもん育てんなよ」相談することはできなかったけど、おじいちゃんの言葉は心の隅に残っていたのだろう。なんとか最後は救われた。ヤドカミ様の儀式の描写などは子供の時に持っている無邪気な残虐さが際立っていた。子供は大人が思っているほど子供じゃなくいろんなことに気付いている。そして大人は子供が思っているほど大人じゃなく、それに気付いた時が自分が大人になったということなのだろう。「向日葵ー」を読んでこの作家の本は読まないと決めたのだが、また読みたくなるのかもしれない。
くーさん
くーさん 2011年12月読了
どんなどろどろした話しかと思っていたら、かなりの心理戦だった。心の中に皆飼っている誰にも話すことのできないどす黒いもの、これを飼っているのは何も大人だけではなく、小学生の心にもいて少年達の黒いものが、どんどん成長していって間違いを犯してしまうんじゃないかと、わが子のように心配したが皆ちゃんと黒いものと向き合い対峙してくれてよかった。慎一のじいちゃんナイス!


あず
あず
2012年1月読了
海沿いの町。母親が同級生の父親と交際。義足の祖父。ヤドカリを焼く儀式。破滅に向かって行く様は怖かった。
ken7240
ken7240
2012年2月読了
重い。何が言いたかったのか分からない。
oke
oke
2012年2月読了
恋人がいる母を持つ少年、少年の母と付き合っている父を持つ少女、家庭内暴力を受けている少年の思春期の始まりの鬱積とした気持ちに戸惑いながら成長していく 直木賞受賞作品

読書ステータス

読書中 3人
読了 20人
読みたい 1人