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絶対貧困―世界リアル貧困学講義 (新潮文庫 い 99-2)

絶対貧困―世界リアル貧困学講義 (新潮文庫 い 99-2)

石井 光太

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2件のレビュー

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2011年6月読了
読み応えありました。生々しい、だからこそ伝わる真実がある、そんなことを感じました。

テレビが伝える上っ面だけの「貧困」とは全然違う実情、その一端を知る機会になるのではないでしょうか。

スラムの成り立ち、暮らしの中での「性」、路上生活者達の表の職業・裏の職業、ストリートチルドレン、犯罪組織との関係、そして、売春に関することなど、著者の方が直接取材して来た内容ですので、読み応えある一方でその事実に息を飲みます。以下はその一部:

・犯罪組織が物乞いをビジネス化し、障害のある子供の方が収入が多くなることから故意に子供に障害を負わせる。
・ギャング化した路上生活者達は性欲を強姦で満たす。
・ストリートチルドレンが抱えるトラウマ。

ホント、日本て平和過ぎるって改めて思いました。

あと、移民を取り扱った映画「イン・ディス・ワールド」観てみようと思った次第。
suica
suica
2013年11月読了
ようやく読めました。知らないことも結構あって、面白かった。文体も淡々としたルポで読みやすい?

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