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逃亡〈上〉 (新潮文庫)

逃亡〈上〉 (新潮文庫)

帚木 蓬生

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1件のレビュー

この本について

1945年8月15日、日本敗戦。国内外の日本人全ての運命が大きく変わろうとしていた―。香港で諜報活動に従事していた憲兵隊の守田軍曹は、戦後次第に反日感情を増す香港に身の危険を感じ、離隊を決意する。本名も身分も隠し、憲兵狩りに怯えつつ、命からがらの帰国。しかし彼を待っていたのは「戦犯」の烙印だった...。「国家と個人」を問う日本人必読の2000枚。柴田錬三郎賞受賞。

みんなの評価

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2016年9月読了
上下巻揃って読了。

タイトル通り、ひたすら逃亡するお話。第二次世界大戦末期、憲兵だった主人公は離隊を決意。憲兵なので戦犯になってしまうが故の決断。

読んでると「逃げろー逃げろー」と非常に感情移入してしまいます。

おすすめ。

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