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大本営が震えた日 (新潮文庫)

大本営が震えた日 (新潮文庫)

吉村 昭

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1件のレビュー

この本について

昭和16年12月1日午後5時すぎ、大本営はDC3型旅客機「上海号」が行方不明になったとの報告を受けて、大恐慌に陥った。機内には12月8日開戦を指令した極秘命令書が積まれており、空路から判断して敵地中国に不時着遭難した可能性が強い。もし、その命令書が敵軍に渡れば、国運を賭した一大奇襲作戦が水泡に帰する。太平洋戦争開戦前夜、大本営を震撼させた、緊迫のドキュメント。

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2011年8月読了
この方の作品、ホント切り口が興味深い。

第二次世界大戦において、日本が宣戦布告、真珠湾攻撃に至るまでを切り取って一冊にまとめています。

真珠湾攻撃が秘匿性が非常に高いもの、相手国に気づかれたら全く意味をなさなくなる、半ば奇襲攻撃(ここに関してはいろいろ意見や事情があるとは思いますが)だった訳で、その情報が漏れやしないかとやきもきしていたのが大本営。

ちょっと読むのが疲れますが、これまでに無かった戦争ドキュメンタリーってことで。

読書ステータス

読了 5人

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