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小太郎の左腕 (小学館文庫)

小太郎の左腕 (小学館文庫)

和田 竜

4
17人が登録
2件のレビュー

この本について

一五五六年。勢力図を拡大し続ける西国の雄、戸沢家は敵対する児玉家との戦いの時を迎えた。戸沢家の武功者「功名漁り」こと林半右衛門は、児玉家で「功名餓鬼」の異名をとる花房喜兵衛麾下の軍勢に次第に追い込まれていく。そんななか、左構えの鉄砲で絶人の才を発揮する十一才の少年・雑賀小太郎の存在が「最終兵器」として急浮上する。小太郎は、狙撃集団として名を馳せていた雑賀衆のなかでも群を抜く銃の使い手だが、心根が優しすぎるため、祖父・要蔵がその才能をひた隠しに隠していた少年だ。事態は、半右衛門のある行動を機に思わぬ方へと転じていく。

みんなの評価

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2011年9月読了
プロットは面白いんですけどね。戦国時代のスナイパー。

ただ、人物の書き込みに共感を持つ前に物語が終わってしまった−と言うのが正直なところ。
nagamako
nagamako
2012年3月読了
テンポ良く好きなタイプの作品。

読書ステータス

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