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村上海賊の娘 下巻

村上海賊の娘 下巻

和田 竜

3.8
17人が登録
1件のレビュー

この本について

織田方の猛攻を雑賀衆の火縄が止め、門徒の勢いを京より急襲した信長が粉砕する。毛利・村上の水軍もついに難波海へ。村上海賊は毛利も知らぬ禁じ手と秘術を携えていた...。信長vs.本願寺、瀬戸内と難波の海賊ども...。ケタちがいの陸海の戦い!木津川合戦に基づく一大巨篇。

みんなの評価

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レビュー

yuchan
yuchan
2015年11月読了
本願寺を包囲する信長軍団、泉州海賊が守りを固める木津川口を突破し餓死寸前の本願寺軍に食糧を届ける毛利水軍・村上海賊の連合軍。この水軍が「鶴翼」対「魚鱗」の陣を敷くと描かれた海戦の場面などはドキドキした。景の弟の景親が兄元吉にそむいて景を助けに行き、毛利も知らない禁じ手、鬼手を使うこと、爆弾を使い敵艦を燃やすなどなかなかいい味を出していた。ただ、主人公の景がものすごく怪我をしていても最後の最後まで戦うところ、七五三兵衛の化け物さにうさんくささを感じてしまった。

読書ステータス

読了 15人

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