この本について
多重債務者の借財の整理が生業。仕事で訪れた市役所でこの女を一目見た瞬間、声を失った―。バーで女がチンピラに絡まれて目の前で転んだ。助け起こした瞬間、女の顔に釘付けになった―。勤務先の交番の前の市役所に自転車で通う女。結婚しているくせに私はいつもその女を探している―。誰にも期待しない。夢なんて持ってない。だから生きるのラクだった。そんな女になぜか惹かれていく、3人のロクデナシたち。垣根ワールドの新境地。
みんなの評価
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1
レビュー
くーさん
2011年12月読了
人間の心は奥深い。最初久し振りの作品なのにこんなちゃらいの?と思ったけど・・公園で出会うおじいさんとの会話は本当に奥が深くてなるほどと思わせるものがあった。ハッピーエンドで万々歳!
読書ステータス
読了
4人