みんなの評価
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レビュー

zooko012
2011年12月読了
これは面白い!。芸に生き独身を貫く名人八雲師匠、子犬ように八雲師匠を慕う刑務所帰りの弟子与太郎、八雲の盟友助六の娘で八雲に育てられつつ助六は八雲に殺されたのではないかと疑う小夏。。。コミカルな要素を織り交ぜつつ、骨太なストーリーで、落語の芸や人間模様・業をジックリ描き、全く飽きさせない。絵にも凄みのある色気がある。「落語もの」ときけば、落語好きの自分としては手を出さないわけにはいかないが(寄席、女性落語家の位置づけ、関西落語界等、落語界の取材も相当行き届いていると思う)、その点を措いても、よくできているし面白い。さすがに、「このマンガがスゴイ2012」の第2位に選ばれただけのことはある。次巻が楽しみ。
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