レビュー

zooko012
2014年2月読了
八雲の盟友・助六の死の真相が明らかとなる。与太郎も精進し、「助六」として真打ちになり、過去と現在が繋がり、物語が一気に動き出す。「結局アタシは、たった一人、こうして生きていくほか無いのだとこのとき、腹の底から実感したのです。アタシの有楽亭八雲。本当の名などとうに忘れました-。」の助六と恋人を亡くした八雲の言葉の重み。これに呼応する展開があるのだろうか。フィナーレに向けた次巻が楽しみ。
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