この本について
昭和二十年、嵐の台湾沖で、二千三百人の命と膨大な量の金塊を積んだまま沈んだ弥勒丸。その引き揚げ話を持ち込まれた者たちが、次々と不審な死を遂げていく―。いったいこの船の本当の正体は何なのか。それを追求するために喪われた恋人たちの、過去を辿る冒険が始まった。日本人の尊厳を問う感動巨編。
みんなの評価
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レビュー
いや～、やっぱり凄い！浅田次郎先生！面白い！太平洋戦争も終盤、国民は総動員され民間の豪華客船も密命を帯びて南方戦線からの莫大な隠し資金を運ばされることに乗組員の誇り、裏工作員の懺悔、どうなる？後編へ
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