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ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)

辻村 深月

3.8
14人が登録
2件のレビュー

この本について

“30歳”という岐路の年齢に立つ、かつて幼馴染だった二人の女性。都会でフリーライターとして活躍しながら幸せな結婚生活をも手に入れたみずほと、地元企業で契約社員として勤め、両親と暮らす未婚のOLチエミ。少しずつ隔たってきた互いの人生が、重なることはもうないと思っていた。あの“殺人事件”が起こるまでは...。辻村深月が29歳の“いま”だからこそ描く、感動の長編書き下ろし作品。

みんなの評価

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レビュー

yuchan
yuchan
2011年3月読了
これはまた、女友達、母娘の独特な関係にいらいらする本だった。チエミの自立心のなさに腹がたってしょうがない。素直といえば聞こえがいいが少しは自分で考えれと言いたくなる。見栄っ張りな雅美、切り捨てていくみずほにも女のいやなところが赤裸々に書かれてあって、身に覚えもあるからほんとにいやなのだが続きが気になって読み進めるしかなかったし、読むことをやめるほどではないのだが後味があまりよくない。最後のほうで題名の意味がわかるのが唯一よかったかな。
gugucchi
gugucchi
2012年7月読了
都会に住む女性、地方に住む女性、親の過干渉、いろいろ考えさせられた。女性同志の会話や評価がリアル。

読書ステータス

読了 11人

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