この本について
ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった―。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に一度だけ。これはぼくの闘いだ。
みんなの評価
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レビュー
条件付き強制能力を持っているぼくが、おさななじみをPTSDに陥れた軽薄な愉快犯にくだす罰。何を条件にして何を罰にすればいいのか、いいというより自分がどうすれば納得するかという明確な答えがでないものに小4が取り組む。考えに考え抜いた答えは大人では考え付かないピュアな答えだった。こんな小4いるわけないというのが本音だが、この作家の他の本も読んでみたいという気持ちになった。自分のこどもにも勧めてみようと思う。
読書ステータス
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3人
