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村田エフェンディ滞土録

村田エフェンディ滞土録

梨木 香歩

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この本について

町中に響くエザン(祈り)。軽羅をまとう美しい婦人の群れ。異国の若者たちが囲む食卓での語らい。虚をつく鸚鵡の叫び。古代への夢と憧れ。羅馬硝子を掘り当てた高ぶり。守り神同士の勢力争い―スタンブールでの村田の日々は、懐かしくも甘美な青春の光であった。共に過ごした友の、国と国とが戦いを始める、その時までは...。百年前の日本人留学生村田君の土耳古滞在記。

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2007年7月読了
相変わらず、素敵なのです。

トルコに赴くことになった村田氏の物語。ふむふむと読み進めて行くと、はっ!そう言うこと!?ってびっくり。

こちらを読む前に「家守綺譚」を読んでおくことを、すさまじく、激しくお奨めします。

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