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からくりからくさ (新潮文庫)

からくりからくさ (新潮文庫)

梨木 香歩

4
14人が登録
2件のレビュー

この本について

祖母が遺した古い家に女が四人、私たちは共同生活を始めた。糸を染め、機を織り、庭に生い茂る草が食卓にのる。静かな、けれどたしかな実感に満ちて重ねられてゆく日々。やさしく硬質な結界。だれかが孕む葛藤も、どこかでつながっている四人の思いも、すべてはこの結界と共にある。心を持つ不思議な人形「りかさん」を真ん中にして―。生命の連なりを支える絆を、深く心に伝える物語。

みんなの評価

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2007年3月読了
りかさん、の続編。でも、その作品の雰囲気と言うか、調子は全然違うのです。

でも、何と言うか、作品の根底にある(と、勝手に僕が思っている)自然と共に暮らす、人のココロを正面から見つめる、そう言った所は変わらず。あっという間に引き込まれて、後半は一気に読み終えました。

染め物とか織物とかに、改めて興味が出て来たり。
魚住すくも
魚住すくも 2012年3月読了
2002年読了

ブックリンク:
スピンオフ
『りかさん』

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