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競争の番人

競争の番人

新川帆立

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レビュー

yuchan
yuchan
2023年4月読了
ドラマを観てたからこそ公正取引委員会の仕組みが少しは理解できたのだと思う。立ち入り検査を拒否されたら実行できないほど弱いとは知らなかった。「踏みつけてくる相手に対して、怒れなくなっているのだ。倒しようがない敵に直面したとき、大きな理不尽に見舞われたとき、誰かを憎んでも苦しいだけだ。恨む気持ちはない、自分が悪かったと考えた方が楽なのだ」ここは痛いところをつかれてしまった。「一人ひとりの挑戦と試行錯誤が積み重なって、経済が回り、社会がつくられる。そのプロセスこそが競争であり、公取委は競争を守る番人なのだ」

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