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おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)

おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)

中山 七里

3.6
31人が登録
1件のレビュー

この本について

第一ヴァイオリンの主席奏者である音大生の晶は初音とともに秋の演奏会を控え、プロへの切符をつかむために練習に励んでいた。しかし完全密室で保管される、時価2億円のチェロ、ストラディバリウスが盗まれた。彼らの身にも不可解な事件が次々と起こり...。ラフマニノフの名曲とともに明かされる驚愕の真実!美しい音楽描写と緻密なトリックが奇跡的に融合した人気の音楽ミステリー。

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レビュー

zooko012
zooko012 2011年11月読了
「さよならドビッシー」がまぁまぁだったので、早速2冊目も。本書は、音大のオーケストラが舞台で、音楽家の天才と孤独がテーマ。途中でミステリ部分は解ってしまう部分があるも、勢いがあり、なおかつ、「のだめ」張りの演奏描写があり、あきさせない。「ドビッシー」と同様に、「さよならラフマニノフ」の題名に収斂していく様は見事。読み返しはしないけど。

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