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想い雲―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-3 時代小説文庫)

想い雲―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-3 時代小説文庫)

高田 郁

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1件のレビュー

この本について

土用の入りが近づき、澪は暑気払いに出す料理の献立に頭を悩ませていた。そんなある日、戯作者・清右衛門が版元の坂村堂を連れ立って「つる家」を訪れる。澪の料理に感心した食道楽の坂村堂は、自らが雇い入れている上方料理人に是非この味を覚えさせたいと請う。翌日、さっそく現れた坂村堂の料理人はなんと、行方知れずとなっている、天満一兆庵の若旦那・佐兵衛と共に働いていた富三だったのだ。澪と芳は佐兵衛の行方を富三に聞くが、彼の口から語られたのは耳を疑うような話だった―。書き下ろしで贈る、大好評「みをつくし料理帖」シリーズ、待望の第三弾。

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レビュー

マキノ
マキノ
2010年3月読了
 ずっと楽しみにしているこのシリーズ。 本屋さんでレジ前に平積みされてあるのをみて、こんなにみんなに愛される作品でうれしい気持ちと、なんだか置いてきぼりをくったような寂しい気持ちがした。
 今回は、「つる屋」をめぐる人たちの事件が多かった。芳の息子、ふきの弟と。 それから、野江の絡みの話はちょっと切なくなる。もちろん料理はいつも通り。またまた続きが楽しみになっちゃう。

 ブログ記事はこちら…http://ameblo.jp/makino-55/entry-10486518463.html

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