この本について
なぜ会社でうつ病になるのか、どうすればうつ病を減らせるのか、休職した社員を円滑に職場復帰させる方法とは―うつ病社員・会社・精神科医の間に立って闘う「精神科産業医」としての経験をもとに、「うつ病にならない職場」の作り方を解説する。
みんなの評価
4
5
4
3
2
1
レビュー
職場でのうつ病予防には単純にノルマを減らすよりも、達成感と時間的裁量権を得られるような労務管理をする方が効果的と書かれており、これには非常に納得しました。
時間的裁量権を奪うというのは「俺がまだ残業で残っているのに、おまえ、帰るのか?」といったこと。仕事の量が増えるよりもストレス負荷を高くするそうです。
そしてうつ病予防で最も大切なことはセルフ・マネジメント。自分の中の労働時間とストレスの限界点が何時間なのかをきちんと自覚して働くこと。
うん、それが一番難しいんですけどね。そういうのが許されない職場環境だったりするからうつ病になったりもするのですが。だから本のタイトルが「御社に『うつ』が多い理由」となっているわけですが(笑)。
仕事を減らしたり人を増やしたりせず、メンタルヘルス不全を減らす対策や、同僚や部下がうつ病になったときの具体的な接し方などについても書かれており、実践的な内容でした。
時間的裁量権を奪うというのは「俺がまだ残業で残っているのに、おまえ、帰るのか?」といったこと。仕事の量が増えるよりもストレス負荷を高くするそうです。
そしてうつ病予防で最も大切なことはセルフ・マネジメント。自分の中の労働時間とストレスの限界点が何時間なのかをきちんと自覚して働くこと。
うん、それが一番難しいんですけどね。そういうのが許されない職場環境だったりするからうつ病になったりもするのですが。だから本のタイトルが「御社に『うつ』が多い理由」となっているわけですが(笑)。
仕事を減らしたり人を増やしたりせず、メンタルヘルス不全を減らす対策や、同僚や部下がうつ病になったときの具体的な接し方などについても書かれており、実践的な内容でした。
この本を読んでいる人(1人)
読書ステータス
読了
1人