この本について
人間には戦争せざるをえない攻撃衝動があるのではないかというアインシュタインの問いに答えた表題の書簡と、自己破壊的な衝動を分析した「喪とメランコリー」、そして自我、超自我、エスの三つの審級で構成した局所論から新しい欲動論を展開する『精神分析入門・続』の2講義ほかを収録。
みんなの評価
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レビュー
H. Tarkun
2011年5月読了
人間には元々破壊本能がある。それは、愛する本能と表裏一体である。その意味で戦争は歴史的にも必然であった。だから、「なぜ人は戦争を嫌がるのか」というフロイトの問いの立て方は面白い。
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