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私、という名の人生 (角川文庫)

私、という名の人生 (角川文庫)

この本の所有者

(4.0)
1人が登録
2,907回参照
2009年11月18日に更新

書籍情報

ページ数:
168ページ
参照数:
2,907回
登録日:
2009/11/17
更新日:
2009/11/18
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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内容紹介

ビル清掃のチームリーダーとして働く西さん。アルバイト学生の父親的存在の彼には、ブラジルで生きのびた壮絶な過去がある。74歳の現役歯科医師・シヅ子さん。戦争の後、命の限り生きようと決心した彼女は、今日も朗らかに患者を迎えている。奈良に庵を結んだ青い目の老禅僧・ドーラ師が夢見心地で語る禅宗の教え―。人生の機微に触れる滋養たっぷりの物語に、爆笑必至のショートストーリーも収録した盛りだくさんの1冊。
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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
久々に原田さんの本を購入。

本屋さんでは一ページ目だけをさっと読んで買ったのです。そのときには「過去の経験に関するエッセイかなー」と思ってたりもしたのですが、読み進めてみるとちょっと毛色が違う。

一番ツボったのはこちら:

和尚の人生の場合 または「無理會(むりえ)」


途中途中の調子も良いですし、テキサス風オムレツ(ベーコンの脂で作る)も美味しそうだし、読後の感覚もいいなーと。

酢酸バー「鼻」には思わず笑ってしまいましたが。こう言ったノリが真骨頂と言う気がしないでもないです。はい。

読書履歴

2009/11/18 168ページ
2009/11/18 74ページ

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和尚の人生の場合 または「無理會(むりえ)」


途中途中の調子も良いですし、テキサス風オムレツ(ベーコンの脂で作る)も美味しそうだし、読後の感覚もいいなーと。

酢酸バー「鼻」には思わず笑ってしまいましたが。こう言ったノリが真骨頂と言う気がしないでもないです。はい。

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