📝 レビュー (Yooさんのレビュー)
読書履歴
AIが見つけた似た本
「源氏物語 1」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
赤朽葉家の伝説
桜庭 一樹
“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万...
紅 (集英社スーパーダッシュ文庫)
片山 憲太郎
揉め事処理屋を営む高校生・紅真九郎のもとに、とある少女を守るという依頼が舞い込んできた。少女の名は、九鳳院紫。世界屈指の大財閥の御令嬢。詳しい事情を聞かされぬまま、真九郎は紫との共同生活を開始。彼女の...
源氏物語の初めの方の桐壺、帚木、空蟬、夕顔、若紫、末摘花が収録されている。かなり以前に購入した本で挫折していたが、大河ドラマをキッカケに再挑戦。取り敢えず第1巻は読み終えた。源氏物語について断片的な知識はあったが、読んでみると随分印象が変わった。例えば帚木は特に重要な巻とは思っていなかったが、後の巻に大きな影響を与えていて、ここを読んでいないと、後の巻の出来事が理解できない。光源氏は権威をかさにきた嫌な奴だが、まぁ、それなりに真面目なところもある。その辺りは、やはり時代背景をもっと理解しないといけないのだろう。この本自体は原文を見ることができ、語釈も自然な流れで読めるので良いのだが、現代語訳が現代語になっていない部分や、約されていない部分があって、少し読みづらい。