ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論 (集英社新書)
この本の所有者
📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
・恋愛するならラファエロ
・ミケランジェロは女性が下手で筋肉質の男性にお椀を胸としてくっつけらだけである
・ファッションに拘ったカルパッチョ
・マンテーニャは天使のお尻を描きたかった
などなど。
絵としては、デューラーの「多くの動物のいる聖母子」に興味を持った。一度、「美術の物語」と読み比べてみたい。また、ルネサンスをわかりやすく説明つつ、ヤマザキマリが人間と動物を分かつところの「芸術」について、教養の大切さを説いているところは共感した。
なお、残念なのは、言及されている絵で図版になっているのがごく一部で、見にくいこと。値段がアップしてもよいから、図版をつけてほしかった。
読書履歴
AIが見つけた似た本
「ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論 (集英社新書)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を4冊見つけました
ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)
西尾 維新
「生きている以上、世界の終わりを物語の終わりを、諦めることはできない」“人類最悪の遊び人”たる「狐面の男」は「ぼく」こと“戯言遣い”に断言する。玖渚友との決別。想影真心の暴走。そして、復活する哀川潤....
零崎曲識の人間人間 (講談社ノベルス ニJ- 21)
西尾 維新
『零崎一賊』―それは“殺し名”の第三位に列せられる殺人鬼の一賊。“少女趣味”こと零崎曲識が、一賊に忍び寄る危機を察知し、ついに表舞台に現れた。一賊の結束はどうなるのか。“音使い”零崎曲識の闘いが今、始...
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)
福岡 伸一
生きているとはどういうことか―謎を解くカギはジグソーパズルにある!?分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色をガラリと変える。
テルマエロマエのヤマザキマリによるルネサンス美術論。もともと画家である彼女自身が変人である、革新的である、と思ったルネサンス美術家を自分の言葉で紹介しており、着眼点が面白い。
・恋愛するならラファエロ
・ミケランジェロは女性が下手で筋肉質の男性にお椀を胸としてくっつけらだけである
・ファッションに拘ったカルパッチョ
・マンテーニャは天使のお尻を描きたかった
などなど。
絵としては、デューラーの「多くの動物のいる聖母子」に興味を持った。一度、「美術の物語」と読み比べてみたい。また、ルネサンスをわかりやすく説明つつ、ヤマザキマリが人間と動物を分かつところの「芸術」について、教養の大切さを説いているところは共感した。
なお、残念なのは、言及されている絵で図版になっているのがごく一部で、見にくいこと。値段がアップしてもよいから、図版をつけてほしかった。