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あいさつ語辞典

あいさつ語辞典

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(4.0)
1人が登録
3,005回参照
2009年5月24日に更新

書籍情報

ページ数:
392ページ
参照数:
3,005回
登録日:
2009/01/31
更新日:
2009/05/24
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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内容紹介

新旧の用例を示しつつ挨拶語の移り変わりをたどり、変化する現代のあいさつ言葉を考える。
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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
なぜかこのような本を買ってみたり。まー、あいさつ大事ですし。タイトルの通り、あいさつ語を集めた辞典です。

と、辞典なので評価しづらいですが、流し読んでみてなかなか興味深い部分もあったり。以下抜粋。


ありがとう【有難う】「ありがたく」の音便で、下に「ございます」「存じます」の略された形。世に稀である、の意からかたじけない、勿体ない、恐れ多いの意に使われ、感謝の心をあらわす最も一般的なあいさつ語である。

おつ【乙・異】粋なことやしゃれたこと。奇妙なこともいう。(中略)楽の乙の低音の渋味から出たことばといわれる。

こんにちは【今日は】人に会ったとき、また訪問したときの普通のあいさつ語。(中略)敬語を付け加えることができないことばである。

しちりけっかい【七里結界】七里四方に「結界」を設けること。絶対きらうときの、強めのことば。「しちりけっぱい」ともいう。

ありゃりゃんりう 子どもが走っていくときの掛け声。

だいとうりょう【大統領】寄席や見世物で演者を賞めることば。

チェスト 詩吟・演説などの高潮した際に、聴衆から発する声援の掛声。薩摩から発生したことば。

びびびびー 悪態をつくときのことば。

ももんじいがくるよ【ももんじいが来るよ】小児をおどす時に使うことば。「ももんじい」とはイノシシの別名。

いわみぎんざんねずみとり【石見銀山鼠取り】石見(島根県)大森銀山で産出する砒石で作った殺鼠剤で、これを売り歩いた。


「ありがとう」の語源、知らなかったす。と、「びびびびー」ってなんだかねずみ男を思い浮かべてしまうのですが。5章の「物売りの声いろいろ」は、ことばの興味深さもさることながら、様々な職業があったことを知ることができると言う特典付き。

読書履歴

2009/05/24 392ページ
2009/05/24 304ページ
2009/05/24 242ページ
2009/05/24 196ページ
2009/05/24 172ページ
2009/05/24 70ページ
2009/04/13 12ページ
2009/04/12 4ページ

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taka_aki Lv.305

なぜかこのような本を買ってみたり。まー、あいさつ大事ですし。タイトルの通り、あいさつ語を集めた辞典です。

と、辞典なので評価しづらいですが、流し読んでみてなかなか興味深い部分もあったり。以下抜粋。


ありがとう【有難う】「ありがたく」の音便で、下に「ございます」「存じます」の略された形。世に稀である、の意からかたじけない、勿体ない、恐れ多いの意に使われ、感謝の心をあらわす最も一般的なあいさつ語である。

おつ【乙・異】粋なことやしゃれたこと。奇妙なこともいう。(中略)楽の乙の低音の渋味から出たことばといわれる。

こんにちは【今日は】人に会ったとき、また訪問したときの普通のあいさつ語。(中略)敬語を付け加えることができないことばである。

しちりけっかい【七里結界】七里四方に「結界」を設けること。絶対きらうときの、強めのことば。「しちりけっぱい」ともいう。

ありゃりゃんりう 子どもが走っていくときの掛け声。

だいとうりょう【大統領】寄席や見世物で演者を賞めることば。

チェスト 詩吟・演説などの高潮した際に、聴衆から発する声援の掛声。薩摩から発生したことば。

びびびびー 悪態をつくときのことば。

ももんじいがくるよ【ももんじいが来るよ】小児をおどす時に使うことば。「ももんじい」とはイノシシの別名。

いわみぎんざんねずみとり【石見銀山鼠取り】石見(島根県)大森銀山で産出する砒石で作った殺鼠剤で、これを売り歩いた。


「ありがとう」の語源、知らなかったす。と、「びびびびー」ってなんだかねずみ男を思い浮かべてしまうのですが。5章の「物売りの声いろいろ」は、ことばの興味深さもさることながら、様々な職業があったことを知ることができると言う特典付き。

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