メニュー
仲蔵狂乱 (講談社文庫)

仲蔵狂乱 (講談社文庫)

この本の所有者

(4.0)
2人が登録
5,700回参照
2015年1月4日に更新

書籍情報

ページ数:
368ページ
参照数:
5,700回
登録日:
2015/01/04
更新日:
2015/01/04
所有者:
zooko012 zooko012さん

この本を共有する

内容紹介

「存分に舞い狂うてみせてやる...」江戸は安永―天明期、下積みの苦労を重ね、実力で歌舞伎界の頂点へ駆けのぼった中村仲蔵。浪人の子としかわからぬ身で、梨園に引きとられ、芸や恋に悩み、舞いの美を究めていく。不世出の名優が辿る波乱の生涯を、熱い共感の筆致で描く。第八回時代小説大賞受賞作。
Google プレビュー 書籍情報提供: Google Books
Google Booksで見る

📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)

レビュー:
なかなか面白い江戸時代の歌舞伎役者小説。やたら芸や役者の内面描写に迫力あるなと思っていたら、著者は元々歌舞伎研究者とのこと(武智鉄二に師事していたらしい。びっくり)。本書の前に「吉原手引草」「吉原十二月」を読んでいたが、こちらの方が面白い。この著者は女性より男性を描く方が上手くて得意なのかもしれない。「吉原手引草」「吉原十二月」も結局男性からみた女性像にすぎなかったし。著者にはそのほかにも江戸時代芝居シリーズがあるみたいなので、読んでみようと思った。

読書履歴

2015/01/04 368ページ

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「仲蔵狂乱 (講談社文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました

78.4%
失敗学のすすめ (講談社文庫)

失敗学のすすめ (講談社文庫)

畑村 洋太郎

恥や減点の対象ではなく、肯定的に利用することが、失敗を生かすコツ。個人の成長も組織の発展も、失敗とのつきあい方で大きく違う。さらに新たな創造のヒントになり、大きな事故を未然に防ぐ方法も示される―。「失...

18人 4
78%
奪取〈上〉 (講談社文庫)

奪取〈上〉 (講談社文庫)

真保 裕一

一千二百六十万円。友人の雅人がヤクザの街金にはめられて作った借金を返すため、大胆な偽札造りを二人で実行しようとする道郎・22歳。パソコンや機械に詳しい彼ならではのアイデアで、大金入手まであと一歩と迫っ...

25人 3
78%
川の深さは (講談社文庫)

川の深さは (講談社文庫)

福井 晴敏

「彼女を守る。それがおれの任務だ」傷だらけで、追手から逃げ延びてきた少年。彼の中に忘れていた熱いたぎりを見た元警官は、少年を匿い、底なしの川に引き込まれてゆく。やがて浮かび上がる敵の正体。風化しかけた...

17人 3.7
78%
6ステイン (講談社文庫 ふ 59-9)

6ステイン (講談社文庫 ふ 59-9)

福井 晴敏

愛する男を待ち続ける女、隠居した天才的スリ、タクシー運転手として働きながら機が満ちるのを待った工作員。心に傷を持ちながら、独り誇りを抱き続けた者たちの消せない染み。あきらめることを知らない6つの魂が、...

6人 4
76.9%
新訂 徒然草 (岩波文庫)

新訂 徒然草 (岩波文庫)

西尾 実

『徒然草』の面白さはモンテーニュの『エセー』に似ている。そしてその味わいは簡潔で的確だ。一見無造作に書かれているが、いずれも人生の達人による達意の文章と呼ぶに足る。時の流れに耐えて連綿と読みつがれてき...

9人 4
inu
inu Lv.65

2011/3

zooko012
zooko012 Lv.229

なかなか面白い江戸時代の歌舞伎役者小説。やたら芸や役者の内面描写に迫力あるなと思っていたら、著者は元々歌舞伎研究者とのこと(武智鉄二に師事していたらしい。びっくり)。本書の前に「吉原手引草」「吉原十二月」を読んでいたが、こちらの方が面白い。この著者は女性より男性を描く方が上手くて得意なのかもしれない。「吉原手引草」「吉原十二月」も結局男性からみた女性像にすぎなかったし。著者にはそのほかにも江戸時代芝居シリーズがあるみたいなので、読んでみようと思った。

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します