内容紹介
その島は風車と風鈴に溢れ、余所者には誰も本当のことを話さなかった―作家葛木志保が自宅の鍵を預け失踪した。パートナーの式部剛は、過去を切り捨てたような彼女の履歴を辿り、「夜叉島」という名前に行き着いた。だが、島は明治以来の国家神道から外れた「黒祠の島」だった...。そして、嵐の夜、神社の樹に逆さ磔にされた全裸女性死体が発見されていた...。島民の白い眼と非協力の下、浮上する因習に満ちた孤島連続殺人の真相とは?実力派が満を持して放つ初の本格推理。
書籍情報提供: Google Books
📝 レビュー (魚住すくもさんのレビュー)
レビュー:
2002年読了
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