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タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫SF)

タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫SF)

カート・ヴォネガット・ジュニア

この本の所有者

15人が登録
224回参照
2010年5月3日に更新

書籍情報

ページ数:
480ページ
参照数:
224回
登録日:
2010/04/27
更新日:
2010/05/03

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📝 レビュー (机龍之介さんのレビュー)

評価:
3/5
レビュー:
「俺はひとつながりの偶然(アクシデント)の犠牲者だった。みんなと同じように。」

慣れないと読みにくい群像劇のようであり、そうではない。いろいろな解釈ができそうな内容。例えば、人類が神から解放される過程とその直後の物語である。神は異星人で、異星人の都合で人類の神みたいな役回りになった男のささやかな復讐劇。<徹底的に無関心な神の教会>が真実であって、神にとって人類はただの手段だった。しかしながら登場人物達は結構、幸せに満足して人生の最後を迎えたりする。そういう不可思議な体験を楽しむ物語なのかもしれない。

「単時点的な意味においてさようなら」

読書履歴

2010/05/03 480ページ
2010/05/03 480ページ
2010/04/27 350ページ
2010/04/27 250ページ

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