
部分と全体―私の生涯の偉大な出会いと対話
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3,934回参照
2012年1月13日に更新
書籍情報
- 著者:
- W.K. ハイゼンベルク
- ページ数:
-
403ページ
- 参照数:
- 3,934回
- 登録日:
- 2011/11/26
- 更新日:
- 2012/01/13
- 所有者:
-
taka_akiさん
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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)
評価:
4/5
レビュー:
不確定性原理と言えばハイゼンペルク。と言っても不確定性原理自体ちゃんと理解していないのですが。
その氏が残した対話集とでも言えば良いのでしょうか。ちなみに、登場するのはボーア、アインシュタイン、プランク、フェルミ、シュレーディンガーなどなど錚々たる面子。すごすぎです。そして、みんな頭良過ぎでついていけません。でも、いろいろと心に残る部分がありました。
ちなみに氏は第一次大戦後から第二次大戦中のドイツにいたのでナチスの青年との対話と言うのも収録されています。あと、原子爆弾開発の下りも。この辺りも非常に興味深い。
以下はメモ:
・クリストフ・コロンブスのアメリカ発見について、そもそも彼の偉大な点はどこにあるか、ということをきく人があるならば、それは西回りのルートでインドへ旅行するのに、地球が球形であることを利用しようというアイディアではなかった、と答えねばならないであろう。<中略>そうではなくて、この発見的航海で最も困難であったことは、既知の陸地を完全に離れ、残余の貯えでは引き返すことがもはや不可能であった地点から、さらに西へ西へと船を走らせるという決心であったに違いない。
・「デウス・エックス・マヒナ」ラテン語でいつでも必要なときに予期しないのに突如として現れて助けてくれる神のような機械。
その氏が残した対話集とでも言えば良いのでしょうか。ちなみに、登場するのはボーア、アインシュタイン、プランク、フェルミ、シュレーディンガーなどなど錚々たる面子。すごすぎです。そして、みんな頭良過ぎでついていけません。でも、いろいろと心に残る部分がありました。
ちなみに氏は第一次大戦後から第二次大戦中のドイツにいたのでナチスの青年との対話と言うのも収録されています。あと、原子爆弾開発の下りも。この辺りも非常に興味深い。
以下はメモ:
・クリストフ・コロンブスのアメリカ発見について、そもそも彼の偉大な点はどこにあるか、ということをきく人があるならば、それは西回りのルートでインドへ旅行するのに、地球が球形であることを利用しようというアイディアではなかった、と答えねばならないであろう。<中略>そうではなくて、この発見的航海で最も困難であったことは、既知の陸地を完全に離れ、残余の貯えでは引き返すことがもはや不可能であった地点から、さらに西へ西へと船を走らせるという決心であったに違いない。
・「デウス・エックス・マヒナ」ラテン語でいつでも必要なときに予期しないのに突如として現れて助けてくれる神のような機械。
読書履歴
2012/01/13
403ページ
2012/01/12
360ページ
2012/01/12
262ページ
2012/01/11
226ページ
2012/01/11
180ページ
2012/01/10
162ページ
2012/01/10
115ページ
2012/01/09
96ページ
登場人物みんな頭良過ぎて困る
2012/01/09
71ページ
2012/01/08
34ページ
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