脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?
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📝 レビュー (あづまパパさんのレビュー)
随所に生活に役立つヒントがあって、ネタとなる話題が多い。
読書履歴
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どこまで踏み込んで良い領域なのかと、毎回この手の話題に出会うと思ってしまったり。
とても分かりやすいです。途中、何度も「へー」って思ったりして。例えば、
1. 普段言っている「ストレス」は実際はストレスのもと「ストレッサー」である。
2. 年をとれば、記憶力が低下する、ってのは間違い。年をとって、身体を動かさなくなるから、脳が退化する。
3. 「恋愛」は種を手っ取り早く反映させるためのメカニズム。
4. アルコールは意識上のストレスは軽減しても、無意識下のストレスは軽減しない。
5. 人は「逃げ道(究極の逃げ道は死)」があるから頑張れる。
6. 人は「自己維持本能」が働くから言い訳する。この結果、変化を見ようとしない「変化盲」と言う現象が起こる。
7. 赤ちゃんには左利きが多い。
8. アルツハイマーを防ぐなら、DHA、カレーのクルクミン、アスピリン。
9. アスピリンは柳の木から作られた生薬がもと。
10. α波の出る状態を条件付けすることで、いつでもα波がだせるようになる「ニューロフィードバック」
11. 色の感じ方、味覚は個人差がある。
12. 人は「思い出す」ことで「忘れてしまう」ことがある。
13. 脳から信号を取り出して、義肢を動かす「ニューラル・プロステティクス(神経補綴学)」
等々。読み応えアリで、さくっと読めます。しかし、3、4って、意外でしたね。前者は、まあ、そう考えたら身も蓋もないですが。。
個人的には、13のニューラル・プロステティクス(神経補綴学)、興味あります。大学の時の研究とも関連してますし、最近NHKで放映された「サイボーグ技術が人類を変える」で、いろいろ議論もありましたし。
http://www.nhk.or.jp/special/libraly/05/l0011/l1105.html
しかし、どこまで行ってしまうんでしょうね。ホント。
脳の研究はほんとに面白い。とくに、池谷先生の本は学術的でありながら、
随所に生活に役立つヒントがあって、ネタとなる話題が多い。