私が語りはじめた彼は (新潮文庫)
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風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)
三浦 しをん
箱根駅伝を走りたい―そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何?走るってどういうことなんだ?十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自...
秘密の花園 (新潮文庫)
三浦 しをん
私は、なにをしているんだろう。どうしたら「私」でいられるんだろう?カトリック系女子高校に通う、三人の少女、那由多、淑子、翠。性格の異なる三人の「私」は、家族、学校、男たちの中にあって、それぞれが遠いは...
新世界より(下) (講談社文庫)
貴志 祐介
夏祭りの夜に起きた大殺戮。悲鳴と鳴咽に包まれた町を後にして、選ばれし者は目的の地へと急ぐ。それが何よりも残酷であろうとも、真実に近付くために。流血で塗り固められた大地の上でもなお、人類は生き抜かなけれ...
きみはポラリス (新潮文庫)
三浦 しをん
どうして恋に落ちたとき、人はそれを恋だと分かるのだろう。三角関係、同性愛、片想い、禁断の愛...言葉でいくら定義しても、この地球上にどれひとつとして同じ関係性はない。けれど、人は生まれながらにして、恋...
「ダヴィンチ」で藤田香織がNO2に推していたことから、三浦しをんの著作で読み逃していた本書を読了。三浦しをんは、「コミカル系」「純文学系」「エンタ軽」「爆裂エッセイ」と本によって見せる顔が全く違うが、本書は、「秘密の花園」と同じドヨンドヨン純文学系。妻、愛人、元愛人、娘、弟子、捨てられた息子、義理の娘が大学教授の「彼」について語る。うなるほど文章がうまいし、中年の心情を20代の若さで書ききる力量は末恐ろしい。ただ、個人的には、やはり、「風が強く吹いている」「格闘するものに○を」や読書エッセイなどのコミカル系、読書への愛系列が好みではあるけれど。
ある人物を中心に、いろんなひとの視点で語られる。
人それぞれのその人に対する気持ちが細かくわかって面白かったが、結局だからなんなの?という読後感だった。
私の好きではない書き方だった。