内容紹介
“詐欺”を生業としている、したたかな中年二人組。ある日突然、彼らの生活に一人の少女が舞い込んだ。戸惑う二人。やがて同居人はさらに増え、「他人同士」の奇妙な共同生活が始まった。失くしてしまったものを取り戻すため、そして自らの過去と訣別するため、彼らが企てた大計画とは。
書籍情報提供: Google Books
📝 レビュー (りょうすけさんのレビュー)
評価:
5/5
karua222
Lv.79
中年男性2人の詐欺師が主役というだけでグイグイ引きこまれた。最後にはまたしても道尾さんにやられてしまう気持ちよさがあり、読後感も◎。「親指」の話はとても良かったので、誰もに知ってもらいたい。お金は幸せもトラブルも産み、さらには薬にもなるという事を改めて考えさせられた。過去を乗り越えなければならない時は誰でも来ると思う。その時はテツさん達はいなくとも、まわりの人が支えてくれているに違いない。作中のような事はなくとも、自分が気づかないところで助けられているのだろう。また、「片眼の猿」を読んでいると…ニヤリ
りょうすけ
Lv.182