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人形つかい (ハヤカワ文庫SF)

人形つかい (ハヤカワ文庫SF)

この本の所有者

(4.0)
2人が登録
148回参照
2009年12月8日に更新

書籍情報

ページ数:
445ページ
参照数:
148回
登録日:
2009/12/08
更新日:
2009/12/08
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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内容紹介

アイオワ州に未確認飛行物体が着陸した。その調査におもむいた捜査官六名は行方不明になってしまった。そこで、秘密捜査官サムとその上司、そして赤毛の美人捜査官メアリは、真相究明のため現地に向かう。やがて、驚くべき事態が判明した。アイオワ州の住民のほとんどは、宇宙からやってきたナメクジ状の寄生生物にとりつかれていたのだ。人間を思いのままに操る恐るべき侵略者と戦うサムたちの活躍を描く、傑作冒険SF。
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 病気をナメクジという形に置き換えて人類は戦争を仕掛けるが、病原菌に病原菌をぶつけて、駆逐して挙げ句の果てに病原菌の故郷まで襲撃して根絶やしにすることをはかる。人類の攻撃性の業の深さを書いているし、登場人物達にも人類の凶悪さを思い知らせてやると口にさせている。恐るべきは人間というわけですよ。
 ハインラインは人間はどんな窮地に立たされても持ち前の攻撃性であらゆる苦難を打破するはずだと信じて疑わなかったのだろう。その意味では非常に彼らしい楽観的で、ストレートな冒険SFの良作に仕上がっている。

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